ちょっと考える。(意見でも批判でもなく、雑感です)
さて、コロナウィルスに関する一考察。
ほんとに危ないのなら、
『危ないからとにかく家から出るな!』
『仕事なんかやってる場合じゃない!』
『学校なんか行ってる場合じゃない!』
そういうシンプルな言葉でとにかく強く、はやく、わかりやすい指示が欲しいですね。
それを何となく示しておいて、やらせる段階では「あなたたちの判断で」というのは従うほうも考えてしまいますね。
ここで指示通り動ける人と動かない人の間に無用の争いも起こります。
それと『責任』ということを考えるのか、『根拠・理由づけ』をしてから指示するものだから遅いというのももちろんあるけど、後々大変なことも起きてきますね。
確かに『根拠』は大切ですが、今は『非常時』、『戦争状態』なんでしょ?
『未知の』というのであれば、『未知』なんだから訳の分からない『理由』は後々になって『理由』にならなくなってしまいます。
でも、最初に『理由』だとか、『条件』だとかって言ってしまうものだから、当然状況が変わればそこを突かれて、それこそまた訳の分からない議論が始まり、動きが遅くなる。
こんなことも考えました。
学校の『休校』なんてのはほんとに大変だと思います。
『休校』させることについては大いに結構。
(安全を守るためというシンプルな理由だけならば。)
でも、これいつ、どうなったら解除できるんでしょうか。
クラスに感染者いたら休校解除できませんね。
生徒の家族にも感染者いたら同じように無理ですね。
職員にも同じことが言えますね。
発症してなくても感染させちゃうんですから世の中で完全に症状のない感染者もなくならないと解除できませんね。
そんなこと、現実的でしょうか。
でも、現場に伝わってくるのはそんなことばかりです。
毎年、流行するインフルエンザだって今は夏にかかっている生徒もいますよ。
それなのにどうして、自治体任せにするのでしょうか?
落とし所はどうしましょうか。
最後にはこんなに大騒ぎした今回のウィルスも『今までのインフルエンザやノロウィルスなどと同じ』扱いになってしまうのでしょうか。
(ワクチンが完全に行き渡るようになればそういう言い方もしていいのですかね)
これで、子どもたちの学ぶ機会や成長の機会が奪われる、妨げられるなんてことは悲しいですね。
特に公教育においては、同じく学ぶ機会を与えて欲しいですね。
自治体によって大きな差異があるのも困るでしょうし、リモート授業も環境が整う子どもとそうでない子どもの違いは大きいと思います。
何が正しいかなんて、『未知』というのですし、『未曾有(みぞうゆう)笑』の出来事なのでしょうから今はわかりませんし、その時その時で『正しい』ことが変化するのもわかりますが、そんな時だからこそ『この人の言うことだったら文句なく、みんなで従う!』というように思わせる『リーダーシップ』というのは必要になりますね。
それには信頼を勝ち取るべく、日頃の真摯な取り組みが必要になりましょうか。
それと、もしお願いできることがあるとすれば今年度4月からの生活をなかったことにして、新学年は9月スタートの暦に変えて欲しいですね。
そうすれば少なくとも今の時点においては子どもたちや保護者の『学習の遅れ』、『新しい学校生活』などに対する焦りや不安は少しは解消されるのではと思います。
今、川を眺めながら風にあたっていますが、自然は年中無休ですね。
最後に。
『情報リテラシー』なんてことがずいぶん言われていますが、マスコミの報道もどうなんでしょうかね。
根拠のないようなことを好き勝手に言いすぎてませんかね。
物事には良い面と悪い面がありますが、公正な報道をしてくれていますかね。
両方、伝えてくれていますか?
煽動されて、パニックになっている場面も多いですが、これは間違いなくマスコミによる影響は大きいですよね。
みんな、家に帰れば普通の人ですからね。
自分ができることはまずは冷静に、正しい情報のもとで、正しい理解をして、正しく動くということなんでしょうね。
風が強くなってきましたので、これから車に戻り今夜のお酒のつまみの検討に入ります。(もうほとんど決めているのですがね。)